キミタビ

読み物|不安を消す

13日間の途中で、いちど落ち込む日がある。それも学びの一部です

キミタビの参加者の満足度は、1日目から一直線には上がりません。いちど下がって、最後に上がります。落ち込む日がなぜ来るのか、参加者はそこで何をしたのかを書きます。

 文:キミタビ編集部

女子学生が現地の子どもをおんぶしながら、いっしょに絵本を読んでいる場面

キミタビの参加者は、毎日の終わりに、その日の満足度を10点で記録します。2026年夏の平均を日ごとに並べると、きれいな右肩上がりにはなりません。

日 満足度の平均(10点法)
1日目 8.6
7日目(いちばん低い日) 7.6
10日目 9.0

いちど下がって、最後に上がる。キミタビではこの落ち込む時期を「谷」と呼び、最初から予定に入れています。

なぜ落ち込むのか

7日目のあたりは、チームで企画をつくり、審査を受ける時期です。審査に通らなければ、その日のうちにつくり直します。疲れも出てきます。思っていたようにいかないことが重なるのが、この時期です。

全く違う角度のロジックで審査されてたから、もう全く手も足も出なくて、それでちょっとものすごく衝撃を受けて落ち込んでた バズさん(大学生)・振り返って

ちょっと真っ暗になっちゃった時があるんですよ。迷っちゃって。その紆余曲折があったからこそ、そのMVPに選ばれた瞬間が、とても印象的で。 ピーターさん(大学生)・MVPに選ばれた夜

落ち込んだあと、何が起きるのか

谷を越えると、チームは本番の準備に入り、アンドン地区で企画を実行し、最後に英語で発表します。満足度がいちばん高くなるのは、この時期です。

睡眠不足にもなりながら、私たちが今やってきたことを無駄にしたくないなっていう思いで、毎日過ごしてました。 りんかさん(大学2年)・最後の夜

プレゼンに向けて遅くまで、友達と意見がぶつかり合いながらも切磋琢磨したことです。 ありささん(大学生)・最後の夜(いちばん印象に残っていること)

落ち込む日に、ひとりにしない

谷は、ひとりで耐えるものではありません。毎日の振り返りはスタッフが翌朝までに読み、気になる記録があれば直接声をかけます。チームの仲間もいます。

うまくいかない日があることを先に知っておくと、その日が来たときに「失敗した」ではなく「いま谷にいる」と思えます。それだけで、少し楽になります。

ほかの読み物

気になったら、そのまま聞いていい。

日程だけ、費用だけ、親に見せる資料だけ、でも。